食のプロフェッショナルとして衛生管理についても現場の即戦力となるために、
食中毒予防の「知識」と共に、日頃から「意識」をする事を身につけます。
食品の衛生的な管理
中川学園では、様々な危害発生防止の為に、衛生管理計画を作成し、積極的に取り組んでいます。
健康管理・身だしなみ
- 家族を含めた健康チェック
- 手指の傷はないか、爪は長くないか
- 身だしなみは整っているか、白衣等は清潔か
施設・器具
- 食材を置く台は検品の前に洗浄、消毒されているか
- 冷蔵庫および、調理場内の温度は適正に管理されているか
- 容器や調理器具は洗浄、消毒をしてあるか
食品(検品)・調理
- 鮮度(変色、異臭の有無)は大丈夫か
- 食材は賞味期限内であるか
- 異物(虫、髪の毛、ゴミ等)混入はないか
- 冷蔵・冷凍品の検品(計量)後の食材は速やかに処理されているか
- 庖丁、まな板は用途別に使い分けているか
- 火入れをした時の芯温は適正であるか
- 火入れをした食材の保管方法は適正か
清掃
- 食器や器具の洗浄・殺菌をしているか
- 食器や器具を所定の場所に返却しているか
- 調理器具は使用後、分解、洗浄、消毒を行っているか
- 実習台、冷蔵庫は清掃、消毒を行っているか
通常入室点検
手洗い
オゾン発生機
入室消毒マット
消毒拭き上げ
魚肉用まな板
各実習台手洗いセット
生徒だけでなく教員も日頃より「衛生」「食中毒」の講習を行います
食中毒に対しての取り組み
中川学園では、様々な危害発生防止の為に、衛生管理計画を作成し、積極的に取り組んでいます。
菌を入れない・菌を増やさない・菌を死滅させる
上記の食中毒予防3原則に従って、下記のような取り組みを行っています。
他、「強力なオゾン発生機」を使用し、強力なオゾンを発生させ、実習室全体を殺菌しています。
オゾン発生機
「菌を入れない」
手指や調理器具などは常に清潔に保ち、菌を寄せつけない調理環境づくりが大切です。
調理場への段ボールの持ち込み禁止や、使用水の点検を行うことにより菌の侵入を防いでいます。
ユニフォームへの着替えや、食材の適正な保管のルールを作っています。
「菌を増やさない」
冷蔵・冷凍は購入後すばやく行い、作ったものは速やかに食べます。
菌に増殖する時間を与えないことが大切です。
調理を行う前の健康・服装のチェックや、マスク・手袋の着用、時間や温度管理などを行っています。
「菌を死滅させる」
加熱できる食品は十分火を通します。
そして冷蔵・冷凍の必要なものは、わずかな時間でも冷蔵(凍)庫に保存します。
器具類はアルコールなどの殺菌剤を用いて殺菌しています。
手洗い消毒の徹底、野菜や魚介類、肉類の中心温度の管理、調理器具や調理場の消毒を行っています。