学校長メッセージ

温かい雰囲気があなたの「個性」を伸ばし、厳しい授業が『技術」を磨く。中川学園調理技術専門学校 校長 中川 純一

料理人・パテイシェには、美意識や優れたセンスといった感性もとても大切ですが、なによりも大切なのは、人に愛され信頼される「豊かな人間性」であると私は考えています。

皆さんが目指す料理の世界では、様々な人との出会いがあり、人と人とのつながりが無くては成り立ちません。また、時には志を同じくする人々とのチームワークも必要となります。
人とのつながりを生み出すのが、まっすぐで柔軟な心を持った「豊かな人間性」なのです。

相手の気持ちを察し、敬う心、そして『当たり前のことを当たり前にできること』は、社会人において最も重要となる「礼儀」に繋がります。元気な挨拶ができること。料理をするにふさわしい身だしなみを整えられること。これが、本校の授業を受ける条件です。
守れない者は、実習を受けることはできません。厳しいようですが、プロフェッショナルの世界ではより厳しいルールがたくさん存在するのです。

中川学園は、いわば社会に巣立つ前の「助走期間」です。
自分に自信を持って夢への階段を上っていけるよう、プロフェッショナルの世界で必要となる、様々な情報や技術を、丁寧に皆さんに伝授しますので、ぜひ中川学園で学んだことを有効に活用し、皆さんの夢を確かなものにしてください。

皆さんを支える講師陣は、時に厳しく、時に皆さんの心の支えになる、情熱と高い志を持った方ばかりです。
私達常勤の者は、生徒の皆さんが安心して学校生活を送って頂けるように、皆さんと時間を共有し、常に寄り添うことを何よりも大切にしています。
そんなアットホームな校風だからでしょうか、本校には一日も休まずに授業に出席する学生たちがたくさんいます。
また、卒業後も学校に顔を出してくれるOBも多く、学校内には笑顔が絶えません。心と心の通い合いを大切にしているからこそ、生徒達に愛され続けるのだと思っております。

夢に向かって頑張る皆さんを、誠心誠意お手伝いさせていただきます。

中川学園調理技術専門学校 校長
中川 純一

調理コース2年制/専門課程
調理製菓コース2年制/専門課程
調理コース1 年制/高等課程

沿革

昭和29年(1954年)初代校長の中川紀子により前身となる。
『水戸クッキングスクール』が開設される。
昭和44年(1969年)厚生大臣指定「中川調理師学校」を水戸市南町に開設。
昭和53年(1978年)専門学校認可を取得。
昭和58年(1983年)学校法人認可を取得。
名称を「中川学園調理師専門学校」に変更。
平成7年(1995年)専門課程『調理コース2年制」を開設。
名称を「中川学園調理技術専門学校」に変更し、現在地に移転する。
平成11年(1999年)2代目校長に中川純一が就任。
平成15年(2003年)専門課程「調理製菓コース2年制」を開設。